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スノーボード車内積みのコツ7選!道具も傷まない方法

スノーボードに出かける際、多くの方が悩むのが「道具の積み方」です。とくに車で行く場合、「車の中にうまく積めるか」「汚れたり壊れたりしないか」などの不安があると思います。そこで今回は、初心者の方でも実践できるスノーボード車内積みのコツを7つご紹介します。道具を傷めず、車内も清潔に保てる方法をわかりやすく解説します。

スノーボード車内積みとは?基本を理解しよう

スノーボード車内積みとは、スノーボード板やブーツ、ウェアなどの道具を車の中に積んで運ぶ方法のことです。車の屋根に積む方法と比べて、車内積みにはいくつかの大きなメリットがあります。

まず一つ目は、雨や雪から道具を守れるという点です。屋根に積んだ場合、どんなにしっかりとカバーをしていても、風や雪の影響で濡れてしまうことがあります。しかし車内に積むことで、こうした心配はほとんどありません。

次に、盗難のリスクが下がるという点も重要です。屋根に積んだまま休憩や食事をしている間に、道具が盗まれるというトラブルも実際にあります。その点、車内に積んでおけば見えにくくなるため安心です。

また、積み下ろしが楽なのも大きな魅力です。重い板を高い屋根に持ち上げるのは力が必要ですが、車内積みなら子どもや女性でも簡単に扱えます。

このように、スノーボード車内積みは多くのメリットがある方法です。ただし、正しい方法で積まないと車内が汚れたり、道具が傷んでしまうこともあります。次の章から、具体的な注意点やコツをご紹介します。

スノーボード車内積みで注意すべき3つのこと

スノーボードを車に積む際には、いくつかの注意点があります。しっかりと対策をすれば、道具も車も傷まず快適な移動が可能になります。

1つ目の注意点は「水気と汚れの対策」です。スノーボードは雪の上で使うものなので、使用後には必ず水分や泥がついています。これをそのまま車内に入れてしまうと、座席や床が濡れて汚れてしまう可能性があります。そこで、以下のような対策をおすすめします。

  • ビニールシートやブルーシートを車内に敷く
  • タオルや毛布で道具を包む
  • ブーツやウェアは袋に入れておく

2つ目は「安全性の確保」です。積んだ道具が運転中に動いてしまうと、急ブレーキをかけたときに車内を傷つけたり、人に当たってケガをする危険があります。これを防ぐためには、ラッシングベルト(荷物固定用のベルト)を使って道具をしっかりと固定しましょう。

3つ目は「積み方の順番と配置」です。無計画に積むとスペースが無駄になったり、必要なものがすぐに取り出せなかったりします。道具ごとの大きさや形をよく考えた上で、積む順番を決めることが大切です。

これらの注意点をしっかり押さえることで、安心・安全にスノーボードを楽しむことができます。

スノーボード車内積みのコツ7選

ここでは、初心者でも簡単にできるスノーボード車内積みのコツを7つご紹介します。どれも実際に多くのスノーボーダーが実践している方法ばかりです。

① 板は専用のケースに入れて積む スノーボードの板は金属のエッジがついており、むき出しのままだと車内の壁や座席を傷つけることがあります。専用のソフトケースやハードケースに入れておくと、傷防止になるうえ、水気も防げて一石二鳥です。

② シートを倒してスペースを広げる 後部座席を倒してフルフラットにすることで、板や大きな荷物をまっすぐ積むことができます。車種によっては片側だけ倒せるタイプもあるので、人が乗るスペースと荷物のスペースをうまく分けることが可能です。

③ 固定ベルトでしっかり固定する 走行中に荷物が動くと危険です。市販のラッシングベルトやロープを使って、荷物が動かないように固定しましょう。100円ショップなどでも簡易的なものが手に入ります。

④ 小物はまとめて収納する ブーツ、ウェア、ゴーグルなどの小物類は、ひとつの箱や袋にまとめておくと積みやすくなります。また、降ろすときもスムーズです。収納ケースは、ふた付きで防水のものがおすすめです。

⑤ 水気をふき取ってから積む 使用後の板やブーツは必ず乾いたタオルで水気を拭き取ってから車に積んでください。濡れたままだとカビや臭いの原因になります。

⑥ 積む順番をあらかじめ決めておく 出発前に、どの順番で何をどこに積むのかを決めておくと、時間も短縮できます。板を一番下に、次に重いブーツ、その上に軽いウェアなどを置くと安定します。

⑦ 友だちや家族と役割分担する 複数人で行く場合は、それぞれが何を担当するかを決めておくと積み込みがスムーズです。ひとりが道具を拭き、もうひとりが積むなど、チームワークで作業時間を減らしましょう。

スノーボード車内積みに便利な道具をご紹介

スノーボード車内積みをより快適にするためには、便利な道具を使うのが効果的です。ここでは、持っておくと便利なアイテムをご紹介します。

  • ソフトボードケース(軽くて収納しやすい)
  • 防水シート(床や座席を汚れから守る)
  • 固定ベルト(安全性を高める)
  • コンテナボックス(小物の整理に便利)
  • 吸水タオル(道具の水気を素早く拭き取れる)

これらの道具はホームセンターや100円ショップでも手に入ります。特別なものを買わなくても、工夫次第で快適な積み込みが可能です。

スノーボード車内積み後の手入れも忘れずに

滑り終わって帰るときにも、ちょっとした手入れをすることで道具を長持ちさせることができます。まず、車に積む前に雪や水分をよく拭き取ってください。そして帰宅後は、ブーツやグローブなどをすぐに干して、しっかり乾かしましょう。

スノーボードの板も、使用後は必ず水気を取り除き、エッジ部分にサビが出ないように注意してください。道具の手入れを怠ると、性能が落ちたり、次のシーズンで使えなくなることもあります。

スノーボード車内積みで快適に冬を楽しもう

ここまで、スノーボード車内積みの基本や注意点、そして具体的なコツについてご紹介しました。車内積みは、道具をしっかり守り、盗難や汚れのリスクを減らせるとても便利な方法です。

ポイントを押さえれば、初心者の方でも安心して道具を積むことができます。ぜひ、今回ご紹介した方法を参考にして、次のスノーボード旅行をより楽しく、快適にしてください。

【参考資料】

日本自動車連盟(JAF)「冬の運転・積載アドバイス」

スノーボード専門誌『FREERUN』2023年12月号

自動車安全運転センター「積載物の安全対策」ガイドライン

  • この記事を書いた人

ゆきぶろ

スノーボードでオリンピックを目指す息子を応援するパパ スノーボードに関する日々の気づきを発信していきます

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