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スノーボード ネジ規格早わかり7選

スノーボード ネジとは?基本を解説

ネジの役割と重要ポイント

スノーボードのネジは、ビンディングとボードをしっかり固定するために欠かせない部品です。ビンディングとは、ブーツをボードに取り付ける道具のこと。これをネジでしっかり締めておかないと、滑っている途中で外れてしまい、大きなケガにつながる危険性もあります。

なぜネジが大事かというと、滑っているときには大きな力がボードにかかるからです。ジャンプしたり、ターンしたりするたびに、ネジ部分には強い力が加わります。しっかり締まっていないと、ガタつきやズレが起こりやすくなります。

ネジのゆるみを防ぐには、

  • 定期的にネジを締め直す
  • 緩み止め剤(ねじロック)を使う
  • 正しいサイズのネジを選ぶ

といった対策が大切です。基本を知って、安全にスノーボードを楽しみましょう。

ビンディングとネジの関係とは?

ビンディングとネジは、密接に関係しており、適切なネジを使わないと取り付けがうまくいきません

ビンディングには、メーカーやモデルによってネジ穴の位置や数が違います。一般的に、

  • 4×4(フォーバイフォー)
  • 2×4(ツーバイフォー)
  • チャンネルシステム(Burton独自)

といった規格があります。それぞれに合ったネジが必要です。

たとえばBurtonのチャンネルシステムには、専用のT字ネジが必要で、他の一般的なネジでは合わない場合があります。ネジの長さや太さだけでなく、形状も重要なのです。

適合しないネジを無理に使うと、ビンディングやボードを傷つける原因になります。事前に自分のビンディングとボードに合うネジ規格を確認しておきましょう。

スノーボード ネジ規格の基本7選

よく使われるネジのサイズ一覧

スノーボードで最もよく使われているネジサイズは以下の通りです。

  • M6×16mm(最も一般的)
  • M6×14mm(短め、薄い板に使用)
  • M6×18mm(厚めの板やスペーサー使用時)

ここで「M6」とは、ネジの直径が6mmという意味です。長さはネジの先端から頭の底までを指します。特に多く使われているのがM6×16mmで、ビンディングとボードをしっかり留める標準サイズとなっています。

注意すべきポイント:

  • 長すぎると、板を突き破る可能性がある
  • 短すぎると、固定力が弱くなる

サイズ選びは、板の厚みやスペーサーの有無なども考慮する必要があります。

M6ネジとインチネジの違い

スノーボードのネジには、大きく分けてミリネジ(M6など)とインチネジの2種類があります。日本のメーカーや多くの国際ブランドではM6規格が採用されていますが、古いアメリカ製のボードやビンディングにはインチネジが使われていることもあります

インチネジは見た目が似ていても、ネジ山の幅や角度が異なるため、M6と互換性はありません。無理に使うと、ネジ穴を壊す危険があります。

見分け方としては、

  • ネジに刻印がある場合:"M6"などと表記
  • 規格が不明な場合:購入店やメーカーに確認

間違ったネジを使わないためにも、ネジの種類には十分注意してください。

ネジの長さはなぜ大切?

ネジの長さは、ビンディングの固定力と安全性に直結する重要なポイントです。長すぎるとボードを突き破ってしまうおそれがあり、短すぎると滑走中に外れてしまうこともあります。

例えば、スペーサーをかませている場合には、その厚みを加味してネジの長さを調整する必要があります。M6×18mmのような少し長めのネジが適しているケースもあるのです。

選び方のコツ:

  • ビンディングと板の間に何もない → M6×16mm
  • スペーサー使用 → M6×18mm
  • 板が薄め → M6×14mm

自分のセッティングをよく確認して、ちょうどよい長さのネジを選ぶようにしましょう

スノーボード ネジの選び方のコツ

板の種類でネジ規格は変わる?

はい、スノーボードの板の種類やメーカーによって、使えるネジの規格が異なる場合があります。たとえば、Burtonの「チャンネルシステム」では一般的なM6ネジは使えず、専用のTボルト(スライダーネジ)が必要です。

よくあるタイプ別:

  • 通常の4×4や2×4ボード → M6ネジ(多くは16mm)
  • Burton チャンネルボード → Burton純正Tボルト

また、メーカー純正ビンディングと他社製ビンディングを組み合わせる場合、アダプターや専用ネジが必要になるケースもあります。

事前に確認すべき項目:

  • ボードのブランドとモデル名
  • ビンディングのブランド
  • 対応ネジサイズ(取扱説明書に記載)

メーカー別のネジ対応表

以下は主要ブランド別のネジ規格の一例です。

メーカー名ネジサイズ備考
Burton(バートン)Tボルトチャンネルシステム専用
Union(ユニオン)M6×16mm汎用性あり
FLUX(フラックス)M6×16mm日本ブランド
SALOMON(サロモン)M6×16mm欧州ブランド

このように、多くのブランドではM6×16mmが使われていますが、特殊なシステムには専用ネジが必要です。わからない場合は、購入店に問い合わせるのが確実です。

スノーボード ネジがない・合わない時の対処法

代わりになるネジはある?

ネジをなくしたり、合うネジが手元にない場合、ホームセンターで代用品を購入することも可能です。ただし、ネジの長さやネジ山の形が合っていないと、ネジ穴を壊してしまう可能性があるので要注意です。

使える代用品の条件:

  • M6サイズであること
  • ステンレス製でさびにくいこと
  • ネジ頭が皿型であること(埋め込みやすいため)

専用ネジがないときは、スノーボード専門店で相談するのが安全です。どうしても滑る当日に必要なら、応急処置としてホームセンターのネジを仮で使い、後日専用品に交換しましょう。

ネジ紛失時の応急処置

滑る直前にネジが見つからないと焦ってしまいますよね。そんな時にできる応急処置をご紹介します。

応急処置の手順:

  • 他のネジがあるなら、それを流用(一時的に)
  • ビンディングを片方だけでも固定し、安全に気をつけて滑走
  • 必ず低速&安全な斜面だけにする

ただし、ネジがない状態での滑走は非常に危険です。あくまで一時的な処置として考え、できるだけすぐに正しいネジに交換してください。

スノーボード ネジを買うならここ!

おすすめの通販サイト3選

スノーボードのネジは、通販でも手軽に購入できます。以下はおすすめの通販サイトです。

  1. Amazon(アマゾン):種類が豊富で翌日配送も可能
  2. 楽天市場:ポイントが貯まりやすく、まとめ買い向け
  3. ヨドバシ.com:スポーツ用品の取り扱いもあり安心

選ぶときのポイント:

  • M6サイズか確認
  • 長さの種類をチェック
  • 評価やレビューも参考にする

スノーボード専門店の公式オンラインショップも信頼性が高くおすすめです。

店舗で買うときのチェックポイント

店舗でネジを買う際は、以下の点に注意しましょう。

  • 今使っているネジを持っていく(サイズ確認用)
  • 店員に「M6のビンディングネジですか?」と聞く
  • 板とビンディングのメーカーを伝える

特にネジの長さは現物を見ないと分かりにくいので、今使っているネジを持参するのが確実です。

スノーボード ネジ規格を知って安全ライドへ

スノーボードを楽しむ上で、ネジの規格を正しく理解することはとても重要です。ビンディングがしっかり固定されていないと、転倒や事故の原因になってしまいます。

今回紹介した「スノーボード ネジ規格早わかり7選」を参考に、自分のボードとビンディングにぴったり合うネジを選びましょう。安全に、そして安心してゲレンデでの時間を楽しんでくださいね。

【参考情報・引用元】

  • この記事を書いた人

ゆきぶろ

スノーボードでオリンピックを目指す息子を応援するパパ スノーボードに関する日々の気づきを発信していきます

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