目次
スノーボード ブーツ 紐タイプの基本
スノーボード ブーツ 紐タイプの特徴とは？
スノーボード ブーツには大きく分けて「紐タイプ」「ダイヤルタイプ（BOA）」「ベルトタイプ（スピードレース）」の3種類があります。その中でも紐タイプは、細かいフィット感の調整がしやすく、足にしっかりと馴染むのが特徴です。
一方で、紐タイプのブーツは適切な履き方をしないと滑走中に緩んでしまうことがあります。そのため、正しい履き方を覚え、フィット感を維持する方法を知ることが重要です。本記事では、紐タイプのスノーボード ブーツの履き方を7つのポイントに分けて解説します。
紐タイプのメリット・デメリット
メリット
- 自分の足に合わせて細かく調整できる
- 柔らかい履き心地で長時間履いても快適
- ブーツの寿命が比較的長い
デメリット
- しっかり締めないと滑走中に緩みやすい
- 紐を結ぶのに時間がかかる
- 強く締めすぎると足が痛くなることがある
メリットとデメリットを理解した上で、正しい履き方を実践すれば快適に滑ることが可能です。
スノーボード ブーツ 紐タイプ履き方7選
① まずはブーツをしっかり緩める
紐タイプのスノーボード ブーツを履く前に、まずは紐をしっかり緩めることが大切です。中途半端に緩めた状態で足を入れると、ブーツ全体に均等なフィット感が得られません。
正しい手順
- 紐を全体的に緩める（上部だけでなく、足の甲部分までしっかり緩める）
- 足を入れたら、かかとを地面にトントンと当てる（足を正しい位置にフィットさせるため）
- 足が正しく収まったら、次のステップへ進む
最初に紐をしっかり緩めることで、無理なく足を入れられ、快適なフィット感を得られるようになります。
② かかとをフィットさせる履き方
スノーボード ブーツの履き心地を良くするためには、かかとをしっかり固定することが重要です。かかとが浮いてしまうと、滑走時に踏ん張りが効かず、上手くターンができません。
かかとを固定する方法
- 足を入れたら、軽く膝を曲げて立つ
- つま先を浮かせた状態で、かかとを地面にトントンと打ち付ける
- この状態で紐を締め始めると、かかとが固定されやすい
しっかりかかとをフィットさせることで、ブーツのズレを防ぎ、安定した滑走が可能になります。
③ 均等に締めるのがコツ
紐を締める際に、全体を均等に締めることが大切です。一部分だけ強く締めてしまうと、ブーツのフィット感が偏ってしまい、足に痛みが出る原因になります。
均等に締める手順
- つま先側から順番に締める
- 各部分を少しずつ引っ張り、全体が均等に締まるよう調整する
- 最後に一番上の部分をしっかり結ぶ
「強く締める」ではなく「均等に締める」ことが快適な履き心地のポイントです。
④ 足首をしっかりホールドする方法
足首が緩いと、ターン時の操作が難しくなります。そのため、足首部分の紐をしっかり締めることが重要です。
足首を固定する方法
- 足首部分を重点的に締める
- 足首を軽く前後に動かしながら、締め具合を調整する
- 上部の紐をしっかり結び、緩まないようにする
足首が固定されることで、よりスムーズな滑りが可能になります。
⑤ 緩みにくい結び方とは？
滑走中に紐が緩むのを防ぐためには、しっかりとした結び方をすることが重要です。
おすすめの結び方
- 「イアンノット」…素早くほどけにくい結び方
- 「二重蝶々結び」…緩みにくく、簡単にほどける
特に二重蝶々結びは、初心者でも簡単にできて効果的な方法なのでおすすめです。
⑥ 滑る前にチェックすべきポイント
滑り始める前に、ブーツがしっかり締まっているか確認しましょう。
チェック項目
- 紐が緩んでいないか
- 足首がしっかりホールドされているか
- かかとが浮いていないか
万全の準備をしてから滑ることで、安全に楽しめます。
⑦ 滑走中に緩んだ時の対処法
滑走中に紐が緩んでしまった場合は、早めに締め直すことが重要です。
対処法
- リフトに乗る前に、しっかり結び直す
- 滑走中に違和感を感じたら、すぐに休憩して締め直す
放置するとパフォーマンスが低下するため、こまめな調整を心がけましょう。
まとめ｜正しい履き方で快適に滑ろう！
紐タイプのスノーボード ブーツは、正しく履くことで快適さとパフォーマンスを最大限に引き出せます。今回紹介した7つのポイントを実践し、自分に合った履き方を見つけましょう。
ぜひ次のスノーボードで試してみてください。正しい履き方で、快適な滑走を楽しみましょう！
