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スノーボード デッキパッド代用とは?
スノーボード デッキパッド代用とは、スノーボードに付ける「すべり止めシート(デッキパッド)」の代わりになるものを使うことを意味します。デッキパッドは、片足を外した状態でリフトに乗ったり、ボードを操作したりするときに滑らないようにするための重要な道具です。
スノーボード初心者の方には「本当に必要?」と思われがちですが、デッキパッドがないと、リフトの降り口で転んでしまう危険があるため、代用品でも必ず使うべきです。
代用品なら費用を抑えつつ、自分に合ったアイテムを見つけることもできます。ここでは、どんな代用品があるのか、どのように選べばよいのかを分かりやすくご紹介します。
スノーボード デッキパッド代用の選び方
スノーボード デッキパッド代用を選ぶときは、以下のようなポイントを意識することが大切です。
すべりにくさで選ぶポイント
まず最初に考えるべきは「どれくらい滑り止め効果があるか」です。滑りやすい素材やつるつるのものでは、代用の意味がありません。おすすめは以下のような特徴を持つものです。
- 表面がざらざらしている(お風呂マットなど)
- 水にぬれてもすべらない
- 靴の裏にしっかりとグリップする
具体例:お風呂用の滑り止めマットや、ゴム製のシートなどは、高いグリップ力が期待できます。
ボードにやさしい素材を選ぶ
滑り止めとしての効果だけでなく、ボードを傷つけない素材であることも大切です。テープの粘着力が強すぎると、剥がすときに塗装がはがれてしまうこともあります。
なるべく柔らかい素材や、貼っても跡が残りにくいタイプを選びましょう。
取りはずしやすさも大事
代用品は一時的に使うことが多いため、「貼ってもすぐに剥がせるもの」が便利です。たとえば、吸盤タイプや弱粘着タイプなら、あとからきれいに取り外すことができます。
スノーボード デッキパッド代用7選
ここからは、実際に使えるスノーボード デッキパッド代用アイテムを7つ紹介します。
1. 滑り止めマット(お風呂用)
お風呂で使う滑り止めマットは、水に強く、グリップ力が高いため、スノーボードでも十分に活躍します。ホームセンターや100円ショップで簡単に手に入るのもメリットです。
- 水にぬれても滑りにくい
- やわらかくて扱いやすい
- 好きな形に切って使える
例えば、ダイソーで販売されている「浴室用すべり止めシート」は、安価ながら優れた性能を持っています。
2. 耐水シールタイプの滑り止め
防水タイプの滑り止めシールは、簡単に貼れてしっかり止まるのが特徴です。デザインも豊富なので、ボードの見た目を壊さずに使えるのも人気の理由です。
- 貼るだけで簡単
- はがすときもキレイ
- デザイン重視の人にもおすすめ
ネット通販やスノーボード専門店で探せます。
3. スケートボード用グリップテープ
スケートボードで使用する「グリップテープ」は、非常に強力な滑り止め効果があります。ただし、表面がかなりざらついているため、靴の裏やボードに傷がつくこともあるため注意が必要です。
- 高いグリップ力
- カットして自由に使える
- 使い方次第で長持ち
必要に応じて角を丸く切ると剥がれにくくなります。
4. 靴底用すべり止めシート
冬場に使う「靴底用すべり止めシート」も、スノーボード デッキパッド代用として使えます。元々雪道を想定して作られているため、雪に強いのが魅力です。
- 雪に強く、よくくっつく
- コンパクトで目立たない
- 予備として持ち歩いてもOK
100円ショップでも買える手軽さが魅力です。
5. シリコン製の滑り止めパッド
シリコン素材のパッドは、やわらかくてボードにも靴にも優しいのが特徴です。吸盤タイプのものを選べば、貼ったりはがしたりも簡単にできます。
- 柔らかくて安全
- 粘着跡が残らない
- 再利用しやすい
DIYが得意な方は、型を作ってオリジナルも作れます。
6. スポンジテープ(耐水タイプ)
耐水性のあるスポンジテープは、クッション性がありながらしっかりと滑りを防ぎます。ホームセンターで手軽に入手できるのも嬉しいポイントです。
- クッションが足を守る
- 水に強くてはがれにくい
- 自由に長さ調整可能
ボードの色に合わせて選ぶと見た目もスッキリします。
7. DIYで作るコルクシートパッド
コルクシートを自分でカットして、デッキパッドとして使う方法もあります。コルクはほどよく滑りにくく、自然素材なので見た目もおしゃれです。
- 好きな形に作れる
- 手作りで個性が出せる
- やさしい踏み心地
貼るには強力両面テープや防水接着剤を使うと安心です。
スノーボード デッキパッド代用を使うときの注意点
スノーボード デッキパッド代用を使うときには、いくつかの注意点を守ることで、より安全に快適に滑ることができます。
しっかりと貼りつけよう
まず一番大切なのは、「しっかりと貼りつける」ことです。代用品は市販のデッキパッドほど強力ではない場合もあります。
- 貼る前にボードをきれいに拭く
- 貼る位置はビンディングの前が理想
- 角を丸く切ってはがれにくくする
剥がれそうなときはすぐに貼り直すことが大切です。
すべり止め効果をこまめにチェック
使用しているうちに、滑り止め効果が落ちてくることもあります。特に、シールやスポンジ素材のものは、水や雪がしみこんで劣化しやすいので注意が必要です。
定期的にチェックして、効果が弱くなったと感じたら早めに交換しましょう。
スノーボード デッキパッド代用を試してみよう!
最後に、これからスノーボードを始める方や、まだデッキパッドを持っていない方へ。ぜひ今回ご紹介した代用品を試してみてください。
まずは家にあるものを探そう
高い道具を買う前に、家にあるもので代用できるか確認してみましょう。
- お風呂マット
- コルクのコースター
- 靴のすべり止め
身近なもので十分代用可能です。
合わなければすぐ交換しよう
実際に滑ってみて、「ちょっと滑りやすい」「はがれてしまった」と感じたら、迷わず交換する勇気も大切です。
安全第一で、楽しいスノーボードライフを送りましょう。
【参考文献】
- JSBA日本スノーボード協会『スノーボード安全ガイド』
- DIME「100均アイテムの意外な使い方」
- スノーボード専門誌『Transworld Snowboarding』