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スノーボード 保管方法|劣化防ぐ7つの秘訣

スノーボード 保管方法を知らないと損!

間違った保管でボードは傷む

スノーボードを使い終わったあと、適当に片づけていませんか?それはとても危険です。なぜなら、間違った保管方法はボードの劣化を早めてしまうからです。

たとえば、濡れたままの状態で収納してしまうと、ボードの表面や金属部分がサビてしまう恐れがあります。また、直射日光が当たる場所に置いておくと、変色や変形の原因にもなります。

  • 湿気の多い場所に置くとサビる
  • 強い光に当てると表面が焼ける
  • 立てたままだと曲がってしまう

こういった失敗を防ぐためにも、まずは正しい保管方法を知ることが大切です。

正しい保管で寿命がのびる

スノーボードは、きちんと手入れをして保管すれば5年から10年近く長持ちさせることができます。正しい方法で保管すると、次のシーズンでも気持ちよく滑ることができ、余計な出費も防げます。

実際に、ワックスを塗って乾燥させておくだけでも、滑走面の劣化を大きく防げるのです。面倒に思えるかもしれませんが、ちょっとした手間がスノーボードの寿命に大きく関わることを忘れないようにしましょう。

スノーボード 保管方法|基本の7ステップ

① ボードをしっかり乾かす

スノーボードの保管でまず大事なのは、「完全に乾かすこと」です。滑った後のボードは、雪や湿気でびしょびしょになっています。そのまましまうと、板の内部に湿気が入り、カビやサビの原因になります。

【乾かすポイント】

  • タオルで水分をしっかり拭き取る
  • 風通しのよい日陰で一晩以上干す
  • ブーツやビンディングも別で乾かす

とくに、エッジ(板の端部分)はサビやすいので、乾いた布で念入りに拭いてください

② ワックスを塗っておく

次に大切なのが、「保管用ワックスを塗る」ことです。これは“サビ止め”や“乾燥防止”のためにとても重要です。

【なぜ必要?】

  • 滑走面を乾燥から守る
  • サビを防ぐ
  • 板のコンディションを保つ

ワックスは専用のものが売られています。塗ったあと削らずにそのままにする“ホットワックス”が保管用に適しています。

③ ビンディングを外す

スノーボードを保管するときは、ビンディング(足を固定する器具)を外しておきましょう。これをしないと、板がゆがんだり、ネジ穴が痛んだりすることがあります。

【外す理由】

  • ボードの変形を防ぐ
  • ネジ穴の劣化を防ぐ
  • 長期間の圧迫を避ける

ビンディングは保管中に壊れる可能性もあるため、別で乾燥させてから収納することが大切です。

④ ケースや袋に入れない

一見、袋やケースに入れておいたほうがよいと思うかもしれませんが、湿気がこもる原因になるため、あまりおすすめできません。

【やめたほうがいい理由】

  • 湿気が逃げず、カビの原因に
  • 金属部分がサビやすくなる
  • ニオイのもとになる

そのため、スノーボードは風通しのよい場所にそのまま置くのが理想です。カバーを使うなら、通気性のよいメッシュタイプを選びましょう。

⑤ 湿気の少ない場所に置く

スノーボードの保管場所は、「湿気が少なく、風通しのよい場所」が基本です。たとえば、押し入れやベランダなどは湿気がたまりやすいので注意が必要です。

【おすすめの場所】

  • クローゼットの上段
  • 室内の壁際(直射日光が当たらない)
  • 除湿器の近く

また、床に直接置かないようにすることで湿気から守ることができます。スノーボードラックなどを活用するのも効果的です。

⑥ 立てずに寝かせて保管

スノーボードは立ててしまうと、重みで曲がってしまうことがあります。それを防ぐために、「平らな状態で寝かせて保管する」のがよい方法です。

【寝かせて置く理由】

  • 変形を防ぐ
  • 重力によるゆがみを防止
  • 安定して置ける

棚の上や床の上に毛布などを敷いて、その上に滑走面を下にして置くのがおすすめです。

⑦ 直射日光を避ける

スノーボードは紫外線に弱いため、直射日光が当たる場所に置いておくと、表面が劣化してしまいます。

【直射日光の影響】

  • 色あせや変色
  • プラスチック部分の劣化
  • ワックスの乾燥

カーテンで日差しを遮る、窓から離れた場所に置くなど、日陰になる場所で保管する工夫をしてみてください。

スノーボード 保管方法|やってはいけないこと

濡れたまましまうのはNG

濡れたままスノーボードをしまうのは、絶対に避けるべき行為です。特に金属部分がすぐにサビてしまい、修理が必要になることもあります。

【やってはいけない理由】

  • サビやカビの原因になる
  • ニオイがこもる
  • 表面がベタついて次の使用時に困る

収納前には必ず「水分をしっかりふき取って乾かす」ようにしましょう。

物を乗せて保管するのもNG

スノーボードの上に物を置いたり、重ねたりするのもおすすめできません。重さでゆがむ可能性があるからです

【注意ポイント】

  • 板が曲がってしまう
  • 滑走面が傷つく
  • 劣化が早まる

保管する際は、できるだけスノーボードだけでスペースを確保しましょう。

スノーボード 保管方法で使う便利グッズ

乾燥剤やラックをうまく使おう

スノーボードの保管では、便利な道具を使うとより安心です。特に湿気を取る「乾燥剤」や「専用ラック」は効果的です。

【おすすめアイテム】

  • シリカゲル(乾燥剤)
  • スノーボードスタンドやラック
  • 通気性のよいカバー

こういった道具を使えば、保管中のトラブルを防ぎやすくなります。ホームセンターやネット通販でも手軽に手に入ります。

おすすめの収納アイテム紹介

たとえば、以下のようなアイテムが特に人気です(※2024年現在、楽天・Amazon調べ)。

  • 「J型フック付き壁掛けラック」:省スペースで収納可
  • 「吸湿シート付きスノーボード袋」:湿気対策万全
  • 「木製ラック(2段式)」:室内におしゃれに置ける

こういった商品を活用することで、安全でスマートな保管が可能になります

スノーボード 保管方法を見直そう

チェックリストで確認しよう

最後に、スノーボードの保管方法を自分で確認できるチェックリストを紹介します。

【保管チェックリスト】

  • □ ボードは完全に乾かしたか?
  • □ ワックスを塗ったか?
  • □ ビンディングを外したか?
  • □ 湿気の少ない場所か?
  • □ 直射日光は当たらないか?
  • □ 何も上に乗せていないか?

このように、一つずつ確認していけば、失敗なく保管できます

今すぐできる簡単な対策

もし今、適当にしまっているスノーボードがあるなら、今すぐにでも保管を見直すことをおすすめします

  • ワックスを塗って乾燥させる
  • 保管場所を移動させる
  • ビンディングを外す

これらは今日からすぐに始められます。

スノーボードは高価な道具です。正しい保管方法で、大切に長く使っていきましょう。


※参考情報:

  • この記事を書いた人

ゆきぶろ

スノーボードでオリンピックを目指す息子を応援するパパ スノーボードに関する日々の気づきを発信していきます

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