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スノーボード 収納 つっぱり棒の基本とは
スノーボードの板は大きくて場所をとりますが、専用の収納棚を買うにはお金もスペースも必要です。そんなときに便利なのが「つっぱり棒を使った収納方法」です。
つっぱり棒を使えば、壁や天井のすき間を有効活用できます。賃貸のお部屋や子ども部屋など、あまり広くない空間でも安心して使えるのが大きなメリットです。
たとえば、使っていないクローゼットの上部や廊下の壁面に取り付けることで、板を浮かせて収納することが可能です。これにより、床に物が散らばらず、お部屋がすっきりと片付きます。
「床に置きっぱなしで板が汚れてしまう」「家族に邪魔がられる」といったお悩みも解消できますので、ぜひ導入を検討してみてください。
スノーボード収納に困る理由
スノーボードの収納に困る一番の理由は、板の大きさとかさばりやすさです。長さが140〜160cm程度あり、幅も広いため、通常の棚や収納ケースには入りません。
また、以下のような問題点もあります。
- 壁に立てかけると倒れて危ない
- 屋外や玄関に置くと湿気や汚れで傷みやすい
- 保管の仕方が悪いと板が曲がったり反ったりする
このようなトラブルを防ぐためにも、安全かつコンパクトに収納できる方法を探す必要があります。つっぱり棒を使えば、それらの問題をまとめて解決できます。
つっぱり棒がなぜ便利なのか
つっぱり棒が便利な理由は、次の3つにまとめられます。
- 壁や天井に穴を開けずに設置可能
- 取り外しや移動が簡単
- 安価で手に入りやすい
特に、賃貸住宅や子ども部屋などで「壁を傷つけたくない」という方にとって、つっぱり棒はとてもありがたい存在です。
さらに、100円ショップやホームセンターでも手軽に購入できるため、コストを抑えながらスノーボード収納を工夫できます。使い方次第では、他のスポーツ用品や衣類も一緒に整理できますよ。
スノーボード 収納 つっぱり棒の選び方
収納を成功させるためには、つっぱり棒の選び方がとても大切です。適当に選んでしまうと、重さに耐えきれず落下する危険性があります。
板のサイズに合った長さを選ぶ
スノーボードの板は人によってサイズが異なりますが、一般的には140〜160cm程度が多いです。そのため、つっぱり棒も150cm前後まで伸ばせるものを選ぶと安心です。
短すぎる棒を選ぶと、板がうまく乗らなかったり、バランスを崩して落ちてしまったりすることもあります。購入前に設置したい場所の幅をしっかり測っておきましょう。
たとえば、押入れの中に設置したい場合は、左右の壁の幅が140cmなら、それに対応した棒を選ぶ必要があります。
重さに耐える強い棒を選ぼう
スノーボードの板は1枚あたり約3〜5kgと、見た目以上に重さがあります。そのため、耐荷重が10kg以上のつっぱり棒を選ぶことをおすすめします。
また、滑り止めがしっかりついているものや、金属製の太いタイプの棒を選ぶと安心です。強度が足りないと、棒がゆがんで落下の原因になりますので、必ず耐荷重の確認をしましょう。
【参考情報】
- 一般的なアルミ製つっぱり棒(耐荷重約5kg)
- 強力タイプのつっぱり棒(耐荷重約20kg)
スノーボード 収納 つっぱり棒活用アイデア7選
ここからは、つっぱり棒を使ったスノーボード収納の具体的なアイデアを7つご紹介します。お部屋の広さや使い方に合わせて選んでみてください。
壁に横向きで吊るす方法
壁に2本のつっぱり棒を横向きに並べて設置し、その上に板を置く方法です。見た目もすっきりして、まるでディスプレイのような印象になります。
設置場所の一例:
- リビングの壁
- 廊下のすき間
- 子ども部屋の壁
棒と棒の間隔は板の幅より少し狭めに設定すると、安定して置くことができます。
天井近くに立てかける収納術
天井に近い部分に棒を設置し、板を縦に立てて壁に寄りかける形で収納します。天井の高さを活かせるため、床スペースを完全に空けることが可能です。
ポイント:
- 板の先端が天井に触れないように注意
- 板の下には滑り止めマットを敷くと安心
クローゼット内に収納する裏技
クローゼットの中につっぱり棒を2本設置し、棚のように板を置く方法です。普段使わない板をしまっておくのに最適です。
メリット:
- ほこりをかぶりにくい
- 来客時にも見えないのでスッキリ
玄関に設置してすぐ使える収納
玄関横に棒を設置し、板をさっと立てかける方法です。すぐに取り出せて持ち出せるため、使用頻度が高い人におすすめです。
注意点:
- 玄関が狭い場合は、家族と相談して場所を決めましょう
- 雨や湿気対策に防水マットを併用すると長持ちします
滑り止めで安全に固定する工夫
つっぱり棒だけだと滑りやすいことがあります。そこで、滑り止めゴムやクッションテープを取り付けて、安全性を高めましょう。
おすすめグッズ:
- 家具用の滑り止めパッド
- シリコン製のすべり止めシート
これにより、地震や衝撃で板が落ちるリスクを減らせます。
100均グッズと組み合わせる方法
100円ショップには、つっぱり棒用の棚受けやフック、固定ベルトなどの便利アイテムがそろっています。
組み合わせ例:
- フックでブーツやヘルメットも一緒に吊るす
- 棚受けをつけて板が転がらないようにする
コストを抑えて収納力をアップできるのが嬉しいポイントです。
つっぱり棒2本で棚風に使う技
2本のつっぱり棒を縦に近い位置で設置し、板を横に寝かせて棚のように収納する技もあります。まるで特注の棚のような仕上がりになります。
注意点:
- 板がずれないように輪ゴムやゴムバンドで止めると安心
- 複数枚収納する場合は、間にクッション材を挟むとキズ防止になります
スノーボード 収納 つっぱり棒を使う時の注意点
どんなに便利な収納法でも、注意点を守らないとケガや破損につながります。安全に使うために以下のポイントに気をつけましょう。
落下しないようにしっかり固定
一番多いトラブルは、棒がずれてスノーボードが落下することです。とくに重い板や複数枚を置く場合、耐荷重を超えやすくなります。
対策方法:
- 両端を強く固定する
- 必要に応じて突っ張り棒用の補強器具を使う
壁や天井を傷つけない工夫
棒が強く壁を押していると、壁紙がはがれたり、跡がついたりします。賃貸の方には特に注意が必要です。
防止策:
- クッション付きのエンドキャップを使う
- 壁との接地部分にフェルトを貼る
これで原状回復もしやすくなり、安心して使えます。
スノーボード 収納 つっぱり棒で収納を始めよう!
いかがでしたか?つっぱり棒を使えば、誰でもかんたんにスノーボードをきれいに収納できます。
まずは、あまり使っていない板や小物の収納から始めてみましょう。次第に慣れてきたら、複数枚を組み合わせて収納する工夫も楽しくなります。
まずは使わない板から収納しよう
シーズンが終わって使わなくなった板を、早めに片づけることで板の劣化を防げます。通気性の良い場所に収納して、湿気をためないようにしましょう。
使いやすく片づけた空間を実感しよう
収納が整うと、お部屋が広くなったように感じられ、探し物の時間も減ります。家族も気持ちよく過ごせる空間ができあがります。
【参考元】
- ダイソー公式サイト:https://www.daiso-sangyo.co.jp/
- スノーボード保管に関するQ&A(BURTON公式):https://www.burton.com/